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情報社会で生活する私たちの一般教養

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はじめに

現代の子供や若者は,生まれた頃から
カラーテレビが目の前にあり,
子供の頃から携帯電話やゲームマシンを使い,
インターネットにアクセスしています。

1900年代の人たちの子供の頃とは,
まるで別世界のような情報社会に
身を置いています。

便利で快適な情報社会なのかもしれませんが,
別の危険性にさらされています。
小学生が星のことを調べようと
インターネットで検索したら
成人用アダルトサイトに辿り着いてしまった。

女子高校生が友達紹介サイトで知り合った男性と
メール友になって親しくなり,
会ってみたら性的交渉を要求された。

Webでのやり取りが原因で学校でいじめにあい,
自殺に追い込まれてしまった。
などなど多くの問題が生じています。

現代の情報社会は,インターネットをはじめとする
さまざまな情報システムやネットワーク基盤の上に
成立しています。

銀行預金からお金を引き出すにはATMを使い,
ETCを搭載して高速道路を走り,
携帯電話で友人に連絡をとり,
まさに,誰もが日々情報・通信技術に
依存して生活し,
さまざまな情報の氾濫の中に生きています。

今や,社会のほとんどの人が,
情報社会の文化を担い,生活している中,
情報リテラシーといえば,
パソコンの操作ができればよい程度の認識で
学校教育が行われています。

しかし,「情報」が社会の大きな要素となった今,
情報そのものを社会的に認知し,
生活のあらゆる局面で
情報活用力を高める必要があります。
ですから,情報教育も見直す必要があります。

一方,情報社会では
従来型犯罪と異なった犯罪が
横行するようになりました。
誰もが情報発信できるようになり,
目に見えない相手と掲示板上で
議論を行うようになりました。

このような中,
情報社会に生きるほとんどの人が,
パソコンの操作だけでなく,
知的財産権や情報犯罪等について
知見を持つことが求められています。

さらに,ネットワークアクセスにおける
エチケット,倫理等も
問われるようになってきています。

本書では,まず,
情報社会で生活する上での
基礎的な素養としての一般教養,
すなわちリベラルアーツとしての
情報と理解の概念,
情報システムやネットワークと
社会の関係について
整理して説明します。

次いで,
現在横行している情報ネットワークへの侵入,
インターネット上におけるポルノ問題など犯罪行為,
インターネットを用いた情報流通上,
特に配慮すべき著作権,意匠権,
商標権等について説明します。

なお,特許権,実用新案権,
植物品種に関わる権利については,
概略にとどめています。

本書が,情報社会に生活する多くの方に,
何らかの知見・示唆を与えることができれば
幸いです。

なお,本書の目的は
将来の弁護士や弁理士の育成ではありません。
法律的な事柄については,
基本的な考え方にとどめています。

本書に不足がちな事項については,
関連図書・資料等を参考にしてください。

2010年9月 白 井 豊

     目   次
(以下の目次をクリックすると本の一部をPDFファイルで覗くことができます)

第1章 情報とコミュニケーション
  1.1 情報と人間
  1.2 コミュニケーションの考え方
  1.3 理解の考え方

第2章 情報とネットワーク
  2.1 通信手段の発展
  2.2 情報通信と情報量
  2.3 情報通信のモデル

第3章 社会と情報システム
  3.1 情報環境の変化
  3.2 社会と情報システムの関わり
  3.3 情報社会の課題

第4章 コンピュータ犯罪
  4.1 不正行為を行う人たち
  4.2 情報に対する不正行為と刑法
  4.3 コンピュータウィルス
  4.4 ポルノ問題

第5章 知的財産権
  5.1 知的財産権のあらまし
  5.2 工業所有権
 5.3 著作権
  5.4 知的財産権に関わる事例

第6章 情報倫理
  6.1 便利さとルールと心の問題
  6.2 情報倫理の必要性と対象
  6.3 心の問題と情報倫理
  6.4 いろいろな情報行動
  6.5 情報倫理と社会環境

【おまけ】 キーボード練習
      日本語入力能力テスト
      ファイルダンプ

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